15.道路の製作工程1・基礎工作編

スポンサード リンク
いよいよレイアウトの道路製作・設置作業に入ります!

道路が出来れば、Nゲージ鉄道模型レイアウトもかなりそれらしくなってくるような気がします。

今のところ、なんだかんだ言っても、まだレール(線路)を固定してストラクチャーを並べてるだけですからね。。


しかし! 


コレだけでも、ちょっと満足

してしまっている自分がいたりもするんですよねぇ。



なんかある程度形が見えてきて、ちょっと休んで眺めていたら、最初に比べてモチベーションが下がって来ているというのか・・


こんな感じで、途中まで作ったレイアウトを、そのまま放置している方はけっこう多いのではないでしょうか??


Web上で製作過程をUPしてるので、半強制的に一定のペースで作ってますが、そうでなかったらこの辺から大幅にペースダウンしてしまいそうな雰囲気です。。


今回の道路製作は、ストラクチャーの細かな位置を決めたり、ストラクチャーの土台の一部を削る必要があったりと、けっこうめんどくさそうなんですよね。

こういうめんどくさい作業があると、何だかんだで先延ばししてしまいがちになるんですよね・・


一度ペースが下がると、ズドーーンと遅くなりますから要注意です。

この辺で一度気合を入れなおさないと・・





まずはレイアウト後方の道路から製作開始です!

が、その前にホームが線路にピッタリ密着せず、カタカタと動いて位置が決まらないので、ホームの一部を削って線路にピッタリくっつくようにしておきました。





そうしたら、ホームに沿って建物をキレイに並べて、建物前方の位置をマジックでレイアウト台に線を引いていきます。





このマジックの線に対して平行に、向かいの建物全体を設置。

ストラクチャーは道路幅が広くなるよう、出来るだけ後ろの方に設置していきました。


建物を並べたら、マジックの線と建物までの間隔を測って、道路となるプラ版をPカッターてカットしていきます。

本当はスチレンボード等の方が扱いやすいと思うのですが、手元に使ってない1ミリ厚のプラ板があったので、今回はプラ板で道路を作って行きます。

プラ版はPカッターで簡単にカットできます。





Pカッターは、カットする物を引っかくようにしてV字溝を作ってカットするような仕組みで、刃先も独特な形をしてます。

4~5回引っかけば、後は何度か溝に沿って折り曲げればカットできます。


写真右はプラ板を設置してみた状態。

レールがカーブしている部分は、カーブに合わせてプラ板をリューターやペーパーで削っておきました。

そしてこの道路ですが、1ミリ厚では建物の土台よりけっこう低くなってしまったので、もう1枚重ねて2ミリ厚にしておきました。





銭湯前の酒屋は建物土台のブロック1列分が、道路側にはみ出てしまう為カット。

この酒屋は後ろ側もかなりギリギリな配置になってます。

建物の後ろ一部が線路と当たる為、土台の一部をカットして、更に電車の側面に”ひさし”部分が当たるのでここも斜めにカット。





そして更に、1ミリ厚のプラ版を建物土台底辺に接着して、高さを増してます。

高さの底上げは、隣の建物(街コレ5弾の駅前旅館)の土台と高さを合わせる為と、電車のパンタグラフとの接触を避ける為です。

そして屋根の裏側も、パンタグラフと接触しそうな部分は薄く削ってますが、けっこうギリギリな感じになってしまってますね~。





駅舎前のバス車庫、日通営業の建物部分は、バス車庫の土台一部をカットしました。

カットしないで並べても良さそうかな~とも思ったのですが、公園の面積を少しでも広く取りたいのでここはカットしておきました。

写真右はカット後です。





バス車庫土台の後ろ側も、線路と当たる部分が出てきたので、ここもカット。

この駅舎周辺は、建物の間隔をどうするかちょっと悩んだのですが、最終的には写真左のようになりました。

詰所の隣は街コレ6弾の蔵を設置してますが、詰所と蔵の間には、蔵に付属してきたグレーの土台を、隣のバス車庫のグレー部分と同じ幅にカットして配置してます。


写真右は道路を設置してみたところ。

ここもプラ板を2枚重ねで、2ミリ厚にしてます。
線路内側の道路は全て2ミリ厚で作ってます。





写真はレイアウト手前部分の道路ですが、ここはプラ板1枚だけの1ミリ厚で作ってます。

ここを2枚にしてしまうと、レイアウト台前面の化粧板からはみ出してしまいそうなので。

建物の土台より低くなってしまいますが、ここは建物(ストラクチャー)の土台底面を削って、道路の高さに合わせることにします。


それと、建物の土台はそのまま配置すると隣の建物との間に多少隙間が出来てしまいます。(写真左)

これは建物土台の側面を、紙やすり(180番の荒目を使いました)で削って整えておくと、かなり隙間を減らす事が出来ました。



写真左は土台側面を紙やすりで削って修正した後ですが、隣の建物との隙間はかなり減ったと思います。

隙間がないと、完成度が1ランク上がった感じがします!

他の全ての建物も、土台側面をペーパーで削って隙間を修正しておきました。



道路の設置が終わったら、次は車が通れるように線路をまたぐ道路部分を作っていきます。

道路よりもレールの方が高さがあるので、ここはちょっとした工作が必要でした。

まずはレールのカーブに合わせて、プラ版で道路と線路を橋渡しする坂道部分と、レールの間に入れる小さな道路部分を作っていきます。

レールの微妙なカーブに合わせて、ちょっとずつプラ板をペーパーやリューターで削っていくのですが、けっこうめんどくさかったです。。

プラ板を切り出したら、坂道部分のプラ版は接着材で固定しておきます。

この辺は紙粘土か何かで作った方が簡単だったかも・・





レールの間に入れる小さな道路部分は、底に1ミリ厚のプラ版の破片を置いて底上げしてます。

コレでちょうどいいぐらいの高さになってくれました。

写真右はレイアウト左奥の道路部分ですが、左の道路部分はプラ版1枚を折り曲げて道路全体を作ることが出来ました。





次は坂道部分を滑らかにするため、プラ板にパテを盛って行きます!

まずはパテを盛る部分をペーパーで荒らしておきます。

使ったパテはエポキシパテで、これは2種類のパテを混ぜ合わせて粘土のように盛り付けていくことが出来ます。





2種のパテを良く混ぜ合わせて、坂道部分に盛り付けておきます。

パテによって違いますが、半日もすれば硬化すると思います。





パテが固まったら、ペーパーで削って形をなだらかに整えていきます。

ペーパーは180番の目の粗い物を使いましたが、さくさく削れて簡単に形を整えられました。





写真左はレイアウト左奥の部分、右はレイアウト全景です。

プラ板道路の上にはタミヤの情景シートを貼ろうと思いますが、どのタイプのシートを貼るか現在検討中です。

次回は道路に情景シートを貼っていく予定です!


スポンサード リンク



見ているだけでも色々なアイデアが沸いてきます!

鉄道模型でつくる思い出の風景―Nゲージレイアウト制作入門 (NHK趣味悠々)
鉄道模型でつくる思い出の風景―Nゲージレイアウト制作入門(NHK)
鉄道模型シミュレーターレイアウト設計入門
鉄道模型シミュレーターレイアウト設計入門 Virtual Railroad Model 4
Nゲージレイアウト作りに挑戦! KATOユニトラックではじめる鉄道模型
Nゲージレイアウト作りに挑戦! KATOユニトラックではじめる鉄道模型